お知らせ

2021/06/06

ビタミンAの効果🅰️

ビタミンAの大きな効果の一つは免疫向上です!

鼻水や咳、くしゃみで排出できなかったウイルスは鼻腔や気道に侵入してきます。このとき最前線に立って戦うのは「粘膜」です。

粘膜はムチンを主体とした粘液を分泌したり、線毛運動を起こしたりすることによって、ウイルスが体内に入り込むのを防いでくれます。

さらに粘膜にはインターフェロンの産生を誘導してマクロファージやNK細胞を増やし、自然免疫を誘導する作用があり、さらにはT細胞やB細胞などを増殖・活性化させて、獲得免疫を強化する働きもあります。

この粘膜を強くするためにもっとも重要なのが「ビタミンA」です。

C3fitness 代表 高橋一平

ビタミンAの効果🅰️
ビタミンAの効果🅰️

2021/06/04

ビタミンの働き

私たちが生きていくためには、食べ物を消化したり、エネルギーを生産したり、骨や筋肉、内臓の細胞を新しく入れ替えたりといった、さまざまな化学反応が必要となります。
このように人間の体内で起こる化学反応のことを、とくに「代謝」と呼びます。代謝のときに必要とされるのが、「酵素」です。酵素というと「消化酵素」がすぐに思い浮かぶと思いますが、ほかにも抗酸化作用を持つ「抗酸化酵素」やエネルギーを合成する酵素、DNAを複製する酵素などなど、さまざまな種類の酵素があります。

そして酵素はDNAのメッセージによりつくられる「タンパク質」の一種です。
ですから酵素をつくるためには、まず十分なアミノ酸がなければいけません。食事でタンパク質をしっかり摂取していないと酵素をつくることができず、代謝がうまくいかなくなってしまうのです。

ただしタンパク質だけあればOKというワケでもありません。
酵素が反応を起こすとき、多くの場合において、「働きを助けてくれるもの(触媒)」を必要とします。
それを「補酵素」と呼びますが、多くの補酵素はビタミンなのです。

角砂糖にライターの火を近づけてみましょう。そのままだと火は点きません。
今度は角砂糖にタバコの灰をなすりつけて、その灰に火を近づけ近づけてみます。すると火が点くはずです。

ビタミンは触媒として、この灰のような働きをカラダの中でしています。通常では遥かに高い温度でないと起こらないような化学反応を、体温より少し高い程度の温度で起こすことができる。それが酵素の素晴らしい働きです。

運動するときにはウォームアップをしますが、それは酵素の働きを高めるためでもあります。普通の体温よりも高めの温度だと、酵素の活性が高まるのです。

そしてエネルギーを合成する酵素が活性化したり、筋肉の収縮に必要な酵素が活性化したり、神経伝達物質をつくる酵素が活性化したりして、ウォームアップ完了となるわけです。


C3fitness 代表 高橋一平

ビタミンの働き
ビタミンの働き

2021/06/02

ビタミンB群の効果🅱️

ビタミンB群にはB1やB2、B6、B12など多くの種類があるため、「B群」とまとめて呼ぶことになっています。

なおナイアシンやパントテン酸、葉酸、ビオチンなどもB群に含まれます。

▫️カラダでの主な作用
B1は糖質をエネルギーに変え、B2は脂肪をエネルギーに変えるときに特に必要とされる。B6はアミノ酸がカラダの中で様々な働きをするときに必要とされる。B12は赤血球を作り、貧血を予防する。

▫️不足すると
エネルギーや赤血球が上手く作れなくなるため、疲れやすくなる。またB1が不足すると脚気という疾患が起きたり、B2が不足すると口内炎が出来やすくなる。
B6が不足すると鬱になりやすくなったり、不眠症になったりしやすい。B12が不足すると貧血になる。

▫️摂り過ぎると
多く摂ったとしても尿に排出されるため、副作用の心配はいらない。

▫️多く含む食品
B1は豚肉や無精製の穀類、大豆、卵黄、野菜類、魚類。
B2は乳製品やレバー、豆類、野菜類。
B6はレバーや魚、メロン、キャベツ、卵、ナッツ類。
B12は肉類、卵、乳製品、魚類などの動物性食品に多く含まれる。

C3fitness 代表 高橋一平

ビタミンB群の効果🅱️
ビタミンB群の効果🅱️

2021/05/31

ビタミンカスケード🍋

三石巌氏が提唱した理論が、「ビタミンカスケード」です。
カスケードとは段々滝のことです。ビタミンCの場合…⬇️

滝の最上流からビタミンCの水を流していきます。最初の滝で「コラーゲン合成」に水が流れ落ち、次の滝で「インターフェロン合成」に水が流れ落ち、三番目の滝で「活性酸素除去」、4番目の滝で「鉄の吸収促進」に水が流れ落ちていきます。

最後のほうの滝には、まだまだ「アルコール分解」や「副腎皮質ホルモン合成」があるのに、そちらのほうにはもう流れる水が残っていません。
となると、この人はケガをしにくく(コラーゲン)、風邪や癌にかかりにくい(インターフェロン)のに、アルコールを分解できず、副腎皮質ホルモンを合成できないため、お酒やストレスに弱いということになります。

人によっては、最初の滝に「アルコール分解」や「副腎皮質ホルモン合成」の滝があるかもしれません。
その人はアルコールやストレスには強いけれど、ケガや風邪、癌などの問題を抱えることになります。
この場合も、大量にビタミンを摂取することで解決することができます🍋
つまりカスケードの最下流の滝にまで、十分水が流れ込むようにするということです。


C3fitness 代表 高橋一平

ビタミンカスケード🍋
ビタミンカスケード🍋

2021/05/29

「ビタミンCの効果 その②」

ビタミンCにはトレーニング効果を高める作用もあります。一日3~7gを摂取することでテストステロンが増え、またハードなトレーニングにおけるテストステロン低下作用を防止することもできます。

また線維筋痛症患者にビタミンCを摂取させたところ、抗疲労効果が示されました。
さらにビタミンCにはコルチゾルを減らす作用も期待できます。


C3fitness 代表 高橋一平

「ビタミンCの効果 その②」
「ビタミンCの効果 その②」

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