2021/06/26
体に悪い油☠️
①トランス脂肪酸
代表的なものは、【マーガリン】や【ショートニング】です。
植物油に水素を添加し、無理矢理固形にさせた人工的に作られた油です。
人間の体の中で分解代謝することが難しく、分解するために大量のビタミン、ミネラル、消化酵素が消費され、体に負担をかけてしまいます。
また、体内で活性酸素を作り出し、老化や病気の元になったり、中性脂肪を増加させたりします。
②酸化した油
油は長時間、光や空気と接触したり、高温で加熱されたりすると酸化します。
酸化した油を摂取すると、体の酸化(老化)を促進します。
③過剰なリノール酸
リノール酸は植物性の油で、代表的なものだと【サラダ油】です。
市販のドレッシング、マヨネーズ、揚げ物、スナック菓子などに多く含まれます。その他、大豆や小麦·米などの穀物にも含まれています。
リノール酸の過剰摂取は、血液をドロドロにしたり、脂肪の増加、炎症の促進、精神不安定、などを引き起こします。
C3fitness 代表 高橋一平
2021/06/24
レジスタントスターチ🍚
レジスタントスターチとは、冷えた炭水化物に含まれる、腸内環境を整える機能が期待できるでんぷんのこと。"快腸でんぷん"とも呼ばれます。
従来、でんぷんは小腸でほぼ完全に消化され、主にエネルギーになると考えられていましたが、1980年代に発見されたこのレジスタントスターチは、小腸で消化されずに大腸で食物繊維と同じような働きをすることがわかりました。
食物繊維には、大腸で善玉菌のエサになって腸内環境を整える『水溶性食物繊維』と、水分を吸収して膨らみ腸のぜん動運動を促す『不溶性食物繊維』があります。レジスタントスターチはこれらの両方の特徴をあわせ持っているため、レジスタントスターチを含む食品を食べると腸内環境が整い、健康的なお通じを促してくれます✨
また、レジスタントスターチを多く含む食べ物を摂取すると消化が緩やかになり、その結果として太りにくくなるため肥満予防にも役立ちます。
さらに、血糖値の上昇を抑えたり、カルシウムの吸収率を上昇させたりとさまざまなメリットが期待できます。
ぜひ日々の食事に取り入れてみましょう!
C3fitness 代表 高橋一平
2021/06/22
痩せやすい体質をつくる🔥
「食べる量を減らしてもなぜか太る」という人もいれば、「もりもり食べていても体型はスマート」という人もいます。
この差を生み出しているのが腸内細菌です!
腸内のやせ菌を増やすには、プレバイオティクス食材を摂ることが効果的です。プレバイオティクスとは、善玉菌ややせ菌を増やして腸内環境を整える成分の総称です。
オリゴ糖や、水溶性・不溶性両方の食物繊維などが該当します。
キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリーなどの野菜や海藻、フルーツなどがプレバイオティクスを多く含む食材です🥗
注意していただきたいことは、プレバイオティクスを摂るだけでは痩せやすい腸をつくることはできないという点です⚠️
腸内環境を変えるためには、ハンバーガーやピザのようなジャンクフードなど、デブ菌を増やす食品を控えることも必要です🍔
そうしてまず腸内を整えてからプレバイオティクス食材でやせ菌を増やしましょう!
C3fitness 代表 高橋一平
2021/06/20
サビない身体づくり✨
体内には酸化力の強い「活性酸素」があり、増えすぎると鉄がサビるように身体の細胞を傷つけます。また、老化や動脈硬化、がんなどの原因にもなります。活性酸素が増える原因として食べすぎや飲酒、たばこ、ストレス、紫外線、過度な運動などが挙げられます。
身体をサビさせないため、日頃からバランスのとれた食事や適度な運動習慣、十分な睡眠によって活性酸素を増やさないことが重要です。また、活性酸素を抑える抗酸化作用のある栄養素の摂取も大切です。
抗酸化作用のある栄養素
▫️抗酸化ビタミン▫️
抗酸化作用のある代表的な栄養素として「ビタミンACE(エース)」があります。
▫️ビタミンA
ビタミンAは皮膚や目の健康に欠かせない栄養素で、「レチノール」と「β-カロテン」があります。今回特に注目していただきたいのは抗酸化作用のある「β-カロテン」です。トマトやホウレンソウ・ピーマン・ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。
▫️ビタミンC
ビタミンCを多く含む食品はパプリカやブロッコリー・じゃがいも・キウイ・柑橘類・イチゴ・柿などです。熱に弱く水溶性であるため、生で食べることがおすすめです。
▫️ビタミンE
ビタミンEは油に溶けやすい性質があるため、油を使うと体内に吸収されやすくなります。ビタミンEを多く含む食品は種実類(ごま・アーモンド・ピーナッツなど)やかぼちゃ・アボカド・うなぎなどです。
▫️ポリフェノール▫️
ポリフェノールは野菜の色素や苦味、渋味の成分となる化合物の総称で、ほとんどの野菜の葉や茎に含まれています。ポリフェノールは種類によって様々な効果があります。今回は代表的なポリフェノールをご紹介します。
▫️カテキン
抗酸化作用以外にも血圧上昇抑制や殺菌作用などが期待できます。緑茶に最も多く、ほうじ茶や紅茶、ウーロン茶にも含まれます。
▫️ケルセチン
血液をサラサラにする効果があります。玉ねぎやアスパラガス、レタスなどに含まれます。
▫️アントシアニン
血行を改善し、疲れ目の予防と改善が期待できます。プルーンやブルーベリー、さつまいもなどに含まれます。
C3fitness 代表 高橋一平
2021/06/18
脚の衝撃力緩和構造🦵🏽
足は様々な構造上の機能で、上と下からの負担を芸術的なまでに合理的に分散しながらバランスよく受け止める精緻構造をしています。
▫️体重分散構造
足の骨の中で、踵骨は一番大きく、足の骨全体に対する踵骨の割合は50%。ゴリラは40%、チンパンジーは33%です。いかに人間の踵が発達しているかがわかります。これは直立した人の体重負荷率にみると、踵に多くの体重がかかっており、体重の約8割を受け止めるような構造になっているから大きくなっていると言えます。
▫️足底の圧力緩衝系
足の負担は骨・靱帯・筋肉だけで支えているわけではありません。厚さ2cmの皮下結合組織は蜂の巣状の脂肪組織からなっており、圧力をやわらげる役割を果たしています。
▫️血管
足の血管は、毛細血管もいれると血管だけで足の形になるほど隅々にまで行き渡っています。血液も身体の支持組織の一つです。液体なのに?と思われる方もいるかと思いますが、血管というホースに血液が流れていることによって、組織がしっかりとしているのです。
▫️足底アーチ構造
膨大な圧力をやわらげる仕組みはそのほかに、足のアーチ構造(足底弓蓋・土踏まず)があります。
C3fitness 代表 高橋一平