お知らせ

2021/06/18

脚の衝撃力緩和構造🦵🏽

足は様々な構造上の機能で、上と下からの負担を芸術的なまでに合理的に分散しながらバランスよく受け止める精緻構造をしています。

▫️体重分散構造
足の骨の中で、踵骨は一番大きく、足の骨全体に対する踵骨の割合は50%。ゴリラは40%、チンパンジーは33%です。いかに人間の踵が発達しているかがわかります。これは直立した人の体重負荷率にみると、踵に多くの体重がかかっており、体重の約8割を受け止めるような構造になっているから大きくなっていると言えます。

▫️足底の圧力緩衝系
足の負担は骨・靱帯・筋肉だけで支えているわけではありません。厚さ2cmの皮下結合組織は蜂の巣状の脂肪組織からなっており、圧力をやわらげる役割を果たしています。

▫️血管
足の血管は、毛細血管もいれると血管だけで足の形になるほど隅々にまで行き渡っています。血液も身体の支持組織の一つです。液体なのに?と思われる方もいるかと思いますが、血管というホースに血液が流れていることによって、組織がしっかりとしているのです。

▫️足底アーチ構造
膨大な圧力をやわらげる仕組みはそのほかに、足のアーチ構造(足底弓蓋・土踏まず)があります。

C3fitness 代表 高橋一平

脚の衝撃力緩和構造🦵🏽
脚の衝撃力緩和構造🦵🏽

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